先日、東新宿の当院近くにお住まいのマダムが膝が痛いとおっしゃって当院の入り口を入ろうとした時に声をかけていただきました 東新宿のこのエリアはみなさまフレンドリーでよく声をかけて頂くおが日常

皆さん気さくで楽しいです

膝の痛みについて、お話を聞かせて頂くと、健康の為によく歩くようにしていて、最近暖かくなってきたから沢山歩くようにしていたら急に疲れたどっとでて、足が痛くなり始めたとのこと

左足、膝の内側に痛みがあり、曲げ伸ばししたり、歩くときに痛みがあって動かしずらと仰っていました

改めて当院に来院された時に膝の状態をみさせて頂くことになりました

どうやら鵞足炎(ガソクエン)の疑いがあるようでした

鵞足炎(がそくえん)は、膝の内側にある鵞足(がそく)と呼ばれる筋肉の付着部に炎症が起きる状態を指します

鵞足は、大腿内転筋、縫工筋、半腱様筋の3つの筋肉が合流して膝の内側に付着する部分です。(画像を参照にしてみてください)

主な症状としては、

  • 膝の内側部に痛みや腫れが生じる →マダムも浮腫んだように腫れがみられました
  • 膝の屈伸時に痛みを感じる →痛みあり、曲げ伸ばしはしずらいとのこと
  • 激しい運動や長時間の歩行で悪化することがある →早い動きは痛みがあってできないとのこと

原因としては

  • 過度の運動や繰り返しの動作
  • スポーツや日常生活におけるオーバーユース→マダムの場合は歩きすぎたのかもしれません
  • 足の骨格的な問題 →痛みはないものの、股関節と腰の筋肉の緊張あり

治療法としては

  • 安静にすること
  • 冷却や湿布による症状の緩和
  • ストレッチやリハビリによる筋肉強化
  • 必要に応じて医師の診断を受け、抗炎症薬や物理療法などを行うこと

鵞足炎は、適切なケアと予防を行うことで改善することが可能です。もし痛みが続く場合は、カイロプ楽ティック治療では

関係する筋肉を緩める、膝関節のリハビリ的な運動を誘導する

膝の関節に近い、股関節や足関節や、腰の動きを調整する(膝の動きが動きやすいようにサポートする)

また、歩けなくなったり、痛みの腫れが強い場合などは早めに専門医を受診することもお勧めします。

その後の経過

1ヶ月半くらいで歩行にまだ不安感はあるものの、痛みほとんど感じないほどになったそうです

マダムの場合は早めの処置が早期回復になったと思います

今頃の桜の木を見ながらウォーキングしているだろうなぁ